アルゼンチンだより



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ブエノスアイレスエセイサ空港



 去年の暮れに飛行機を予約し、足かけ3年ぶりにアルゼンチンに里帰りしてきました。JICAボランティアとしてブエノスアイレスを訪れたのがまさにちょうど3年前のこの時期だったこともあり、懐かしさもひとしおでした。とはいえ、滞在期間は1週間。そのうち二日間はウルグアイに行くという日本人ならではのタイトな観光旅行なんで、そこが3年前とは違うところ。ブエノスアイレスでの目的は、日亜学院再訪と、3年前の滞在時に行かずじまいだったブエノスアイレス最古のカフェ「カフェ・トルトーニ」でお茶をすることくらいで、あとは行き当たりばったりで何とかなると思っていました。ウルグアイへの旅も、ブエノスアイレスでの滞在は全て知人宅で過ごすことになっていたので、1泊くらいはホテルでという思いもあってのタイトでありつつ、ゆるーい旅というのがまあまあ南米チックでしょ。


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ブエノスアイレスからティグレに向かう電車の中 この新しい電車は中国製

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ブエノスアイレスレティーロ駅構内 地下鉄乗り入れ口付近 工事中

 到着した当日は、仕事を休んで空港まで迎えに来てくれたフロレンシアと、朝さんコースだったレコレタ地区を歩き、3年も経ったとは考えられないほどにすんなりと町の中に入り込んだ自分がいて、当時と同じだわぁと語り合いましたが、当時ウィンドウショッピングを楽しんだ商業施設が閉鎖しているのを見て、ああ、やはり時は流れていたのだなあと感じたのでした。そしてそのまま歩きに歩いて目的の一つ「カフェ・トルトーニ」でお茶。そこで、南米一人旅をしている日本人女性と出会い、彼女の旅行談に耳を傾け、初日はもう、それだけで大満足。



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カフェトルトーニで頼んだチョコラテとチュロス
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カフェトルトーニの内観

 翌日は、朝から日亜学院文化センターの事務員をしているセリアの「指圧マッサージ」。これも、再訪したおりには絶対に外せないと思っていたもの。彼女の指圧はさらに進化していました。「初めて貝谷さんが私のマッサージを受けに来たときにはとても緊張しました。日本人だし、本当の『指圧』を知っているでしょ。でも、そのとき気持ちよかったと言ってくれたことで自信がついたの」と話してくれ、その言葉をそのままスペイン語で理解できたことで嬉しい気持ちがふんわりと広がりました。午後は日亜学院へ。いきなり行ったにもかかわらず、これから日本語の授業があるから見ていってくださいと、授業を快く見学させてくださいました。どの教室でも、先生方が笑顔で迎えてくれ、「たった1週間、短すぎますよ」「また、ここで授業やるんですか」「今度はいつ来ますか」と口々に声をかけてくださいます。そして夜は、私が来るというので、当時の理事長が親しい人を呼んで、食事会をセッティングしてくださいました。


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ウルグアイに向かうフェリーから ブエノスアイレス プエルトマデーロ


 その次からの二日間はウルグアイ。ウルグアイに何があって、どんな歴史があるのか全く下調べすることもなく、ただ単にブエノスアイレスの川の向こう岸にある別の国に行ってみたいというだけの単純な動機で行ったのですが、首都のモンテビデオとブエノスアイレスの対岸にあるコロニア・デ・サクラメントを一通り散策。


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モンテビデオ 周遊バスからの眺め

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モンテビデオ一人歩き
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モンテビデオで食べたオリーブとチーズのエンパナーダ

モンテビデオは市内を一周するバスに乗ったあと一人でホテル周辺を歩き、コロニアは旅行社の人も小さな町だから一人で勝手に歩くのがいいと言われた通り、古い町並みをのんびり歩きました。ゆったり感がブエノスアイレスとは違うのかな。同じ言語を話し、建物の様式も大きな違いがあるわけでもないのだけれど。


コロニア・デ・サクラメント

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サクラメントで見たハチドリ

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サクラメントの灯台から眺めた景色 微かにブエノスアイレスのビル群が見える


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サクラメントのフェリー埠頭


 翌日の金曜日は、祝日で学校が休みだというので、日亜学院文化センターの方たちがティグレというブエノスアイレスの郊外の観光を企画してくれました。JICAで赴任中はこんなふうにして、センターの方たちとお出かけするなんていうことはなかったので、みなさんが私のために祝日の一日を空けてくださったことにまたまた感謝感激雨あられ。観光船で川を周遊したり、古い建物の美術館を見たり、市場に立ち並ぶ出店を冷やかしたりと、定番の観光コースを4人それぞれに近況など語りながら、一日をゆったりと過ごし、女子旅を満喫しました。


ティグレでの観光
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 そして、土曜日は再び日亜学院に行き、土曜日クラスで日本語を勉強しているみなさんとも再会。私がパートナーさん(スペイン語ではnovio)のお土産に古いロックのレコードが欲しいから、センテナリオのFERIAに行くと言ったら、いっしょに行こうと、3人の若者がつきあってくれ、お店の人にいろいろと交渉してくれました。2人は香川県に研修に行ったことがあり、もう1人も日本に行ったことがあるのだから、当然のようにみんなとのおしゃべりは日本語。これではスペイン語は上達しないわ。


サンテルモの町並み
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生スパゲティ屋さん



サンテルモにある市場
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 最終日は、サンテルモのFERIAでお土産を物色。文化センター所長で快く私を泊めてくださったデリア先生のお宅の目の前がまさにサンテルモの通りで、3年前も最後の休日をここで青年ボランティアの女子と歩いたのだけれど、そのときにはデリア先生のうちの前を歩いていたとはつゆ知らず。9カ月いたのに知らなかったいろいろを改めて知ることができた一週間でした。旅は、そのたびに新しい発見をくれます。やはり、旅はしなくちゃ!


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デリア先生の旦那さんの手料理

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by kakakai | 2017-04-09 20:51 | Watakushi通信 | Trackback | Comments(0)

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